君に恋をして…

「はーい。気をつけるね」

立ち去っていく背中に返事をする、すると音楽室のドアがあいた。

あっ…

望月がこっちをいつもの冷めた顔で見てくる。

やばっ、ピアノの邪魔だったのかな!?

怒られると思い一人その場で慌てていると、

「もう先生こない?」

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