君に恋をして…
Story2 *気持ちの変化*
「おはよー!りむ」
「紫音!おはよー」
校門に入ってすぐ玄関近くから声をかけてきたのは中学から一緒の親友、小林 紫音。たぶん美人って言葉はこの子のためにあるって思うくらいの美人。
「よう、柏木!」
「なんだ大野もいたの」
紫音の隣にいきなりあらわれたのは紫音の彼氏の大野 翔。女子にはそこそこ人気がある。紫音と大野は学校でも有名なラブラブカップル。