彼氏キケン地帯



パーク内は混んでいて、主にカップルが手をつないでまわっていた。



そんでもって、あたしたちもその中のひとり…なんだよね。




「なお!尚!メリーゴーランド!乗りたいっ!」


尚のダウンジケットの裾を軽くひっぱり、指を指してはしゃいだ。



そんなあたしに、尚は笑顔を見せてくれる。



嗚呼!
楽しい!幸せ!


ハッピーメリークリスマス!



「よし、ここ行くか。」

「お…おば…?」



だけど、メリークリスマスに似つかわしくないアトラクション発見。


なんか暗いんすけど、ここ。



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