心の本【詩集】






景色が茶色に染まっていく


あなたとの


とても楽しかった思い出も


茶色になってきた


飽きたわけではない


疲れたわけでも


嫌いになったわけでもないの


ただ・・・


あなたと過ごす時間が


少なくなって


新しい思い出が


なくなってきただけ


あなたからの


言葉が少なくなって


あなたに


近づきにくくて


秋風が


私の心に染みる


でも


私は


その風を


無視して


あなたの前で笑った


少しでも


一緒にいたくて


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