そばにいれたなら







エレベーターはどんどん上に上がって
それにともないどんどん人もいなくなる。




最後の人が降りてとうとうレイさんと2人。




「マキ、キョロキョロしすぎ」



「だっ!だって!」



クスクス隣で笑ってるレイさん。




あたしは恥ずかしくて真っ赤だったと思う。




レイさん






この時あなたどんな気持ちだったの?



どんな風にあたしを見て



何を考えて



誰を想って



あたしの隣にいたの?




あたしはただ純粋にあなたの
隣にいようと思ったの、



あなたの側にいようと


あなたに元気になってもらおうと



純粋に思ってたの、











< 30 / 103 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop