そばにいれたなら
だけど今度はただ入口付近をなめる
だけでレイさんは離れていった。
本当この人は何がしたいんだか…。
安堵しているとレイさんは
あたしと少し距離があるなかで
言葉を発した。
「レイでいいよ」
「え?」
「さんは、いらない。次からレイって呼んでよ。」
「次から」その言葉だけで次も会って良いんだ、なんて喜んじゃう。
ってレイって!?レイさんのさんを
とれと!?
「いやっ!無理無理!」
「レイって呼ばなきゃ返事しないから」
えぇ!?
なんかいきなりキャラ変わってない!?
すごいシリアスだったのに…!
レイさんは今呼んで欲しそうな顔
してるし…。
仮にもレイさん年上なのに……。