First love

「できたよ〜。」


ご飯を葵のいるリビングへと持っていく。




「へ〜うまそうじゃん。」

「一応、こう見えても料理は得意なんです!!!」



「ふぅ〜ん意外だね。」




何その、興味ありません的な態度!!
別に、興味持ってもらわなくていいけど…。




「結構うまいじゃん!!」




葵はそういって笑った。



初めて見る葵の笑顔に胸がきゅんっとなった。


どうしたんだろう…?


こんなことはじめてかも…




ただただ私は、葵に見とれていた。





「何じろじろ見てんだよυ気持ち悪いな…」



「いや…ただ葵でも笑えるんだな〜って」



「一応俺も人間だぞ!!笑うことぐらいできるよυ」



「だよね〜」



私は、1人で笑っていた。
結構この生活楽しいのかな…