好調の理由
警備員B「その男は沢山の人間に関わり、命を救ってきたのです。ただ・・・・飼っていた猫がいなくなってから全く働かなくなり、病院を追放されたそうです。」





警備員「・・・・・・・」




警備員B「その男にとって、猫はなんだったのでしょうか?」




警備員「・・・・・・・・」




警備員B「もう一つ共通していることは、殺された猫と男の飼っていた猫の種類です。10匹の猫の数が何を意味するのかは推測しかねますが・・・・・・飼い主は戻ってくることを今も祈っています。」




警備員「・・・・・・・・・・・・・」









女「ねぇ・・・・・・今回も私のおかげで・・・・・・事件は解決よね~!」


男「一匹の猫が飼い主の下に戻っただけだよ」


女「う~ん・・・・・まぁそうね、そういう事にしましょっ、だけど解決は私のおかげよね!」


男「君のお陰で犯人の確証が持てたのは事実だ」


女「・・・・・先生も感謝を覚えた方がいいと思いますよ!」


女は少しツッパって言い、足早に歩き始めた。



男「あっ・・・・・ ちょっと」



男は女を追いかけた。
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