龍と虎に愛されて。

「なにでかい声で笑ってんだよ」


ペットボトルとコップ3つを持ち龍心は不思議そうな表情を浮かべる。


「明菜ちゃんをちょっとからかっただけ」


「ったく。明菜をいじめていいのは俺だけなんだよ」


「ちょっと!!」


思わず龍心を睨むと、龍心はフッと笑ってあたしの隣に腰を下ろした。
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