龍と虎に愛されて。

「エロ本買うのは、もう諦めなよ。どこのコンビニだって、制服の女の子には売ってくれないよ」


「そうですね……じゃなくて、えっと、そうだね!!」


「慌てすぎ」


「……アハハッ。あたし、いつもこうで……」


俺が笑うと、それにつられて優華ちゃんも笑い出す。


その自然な笑顔は、とても輝いていて。


この子、こんな風に……笑うんだな……。


俺は思わず目を奪われた。





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