先生と生徒
私は女子たちをどかしながら先生のところまで進んでいった。



みんなすごい声で叫んでいる。




それでも私は気にせず、



「先生おはようございますッッ!!」



大きな声で挨拶をした。



するとさっきまで騒がしかったのに急に静かになった。



「おはよう、えーっと、、誰だっけな・・・?」

「平山香奈です!!」

「あっ、平山さんおはよう!!」

「おはようございますッッッ!!♪」



多分私の顔は満面の笑みだっただろう。



「じゃあ先生、会議あるから行くね。」

「え~!?先生もう行っちゃうんですかぁ??」



みんなが声をそろえて言った。
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