先生と生徒
「あの雄輔先生。」



私は顔を下に向け先生に話しかけた。




「なんでしょうか?」

「今日の放課後屋上で待っていると深沢さんが言っておりました。」

「はぁ。」

「それだけなので、失礼します・」



私が葵のもとへ戻ろうとした。




そのとき.....





「あの、平山さん!!」




雄輔先生が呼び戻してきた。




後ろを振り向くと雄輔先生が近づいてきて、




「昨日の事は先生、気にしてませんから!」




こう言った。
< 53 / 242 >

この作品をシェア

pagetop