恋の花
~6月~


『今日は花壇の手入れをする人を決めるぞ!男女各1人、誰かいないか?』


あたしは手を挙げた。もともと花は好きだったし、育てることも好きだった。



『おっ北山!やってくれるのか。あと男子だなぁ。………北山の相方の高本!よろしくな。』



『はっ!?俺~?ムリだって!』


『まぁよろしく頼むぞ!』



『ちょっ先生!』

こうしてあたし達は花壇係りになった。


(ラッキー♪)心の中でそう思った。


『つか、どの花植えんの?あっ…………バカじゃわかんないか(笑)』


「それくらい分かるもん!ハゲなんか知らない(怒)」


『だから~髪あるっつうの!!』

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