折れない心
お腹いっぱいになったあたし達は、そのまま室内の椅子に座り色とりどりの魚を観察した。
「綺麗だねぇ・・・」
あたしは那抖の肩にもたれかかった。
なんだかイイキモチ・・・
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
――「紗茅。紗茅!」
「ん〜?」
「おまえ、どこでも寝る奴だなぁ」
睡眠不足のあたしは不覚にも、初めてのデートで眠ってしまった。
「あいたたた!
あたしなんてことを!」
「ハハハ、
気持ち良さそうに寝てたけど、
お嬢さんもう閉館ですよ〜♪」
「え〜?ほんとにぃ?」
「帰ろっか」
那抖がお子様ランチの旗を振っていた。
「あー!ほんとに旗持って来てる!」
「おー!初お子様ランチだからな♪」
「初だったの?」
「父ちゃん、
昔っから外食とかしねぇしな」
「そうだったんだぁ」
「俺の子供ができたら、腹いっぱ
い食わせてやるんだ♪ってぇこ
とで、いまさっきの約束を
帰ってしましょうかねぇ♪」
「え〜?なんだっけぇ?」
「忘れたとは言わせねーぞ!」
「一眠りしたら忘れたぁ。
ふぁーあ・・・
また帰って寝よ〜っと♪」
「俺も一緒に寝るぅ♪」
「ダメ!」
「寝る!」
「ダメ!」
「寝る!」
また二人は言い合いながら帰った。
「綺麗だねぇ・・・」
あたしは那抖の肩にもたれかかった。
なんだかイイキモチ・・・
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――「紗茅。紗茅!」
「ん〜?」
「おまえ、どこでも寝る奴だなぁ」
睡眠不足のあたしは不覚にも、初めてのデートで眠ってしまった。
「あいたたた!
あたしなんてことを!」
「ハハハ、
気持ち良さそうに寝てたけど、
お嬢さんもう閉館ですよ〜♪」
「え〜?ほんとにぃ?」
「帰ろっか」
那抖がお子様ランチの旗を振っていた。
「あー!ほんとに旗持って来てる!」
「おー!初お子様ランチだからな♪」
「初だったの?」
「父ちゃん、
昔っから外食とかしねぇしな」
「そうだったんだぁ」
「俺の子供ができたら、腹いっぱ
い食わせてやるんだ♪ってぇこ
とで、いまさっきの約束を
帰ってしましょうかねぇ♪」
「え〜?なんだっけぇ?」
「忘れたとは言わせねーぞ!」
「一眠りしたら忘れたぁ。
ふぁーあ・・・
また帰って寝よ〜っと♪」
「俺も一緒に寝るぅ♪」
「ダメ!」
「寝る!」
「ダメ!」
「寝る!」
また二人は言い合いながら帰った。