折れない心
「ただいまー!ばっちゃーん!」
那抖は玄関に入るなり、ダダダと廊下を走って行った。
「お邪魔しまーす」
「なんだねぇ。騒がしい」
「ばっちゃん!今から
クリスマスパーティーだ!」
「あら、さっちゃんちでやるんじ
ゃなかったのかい?」
「うん、見てこれ!」
那抖がこたつの上にケーキの箱を置いた。
「あら、まあ!」
「あたしからおばあちゃんに
クリスマスプレゼントだよ♪」
「まぁ、まぁ、
ありがとうね、さっちゃん」
おばあちゃんは、いつものように、顔をくしゃっとして笑った。
「ね、パパさんは?」
「あぁ、
酒飲んで寝ちまったよー」
「クリスマスだからねぇ」
「なっ!あんなジジイほっといて
早く食べよっ♪」
那抖はまるでしっぽをふるカワイイ子犬みたいに、こたつの真ん中にケーキの箱を置き、膝をついて待っていた。
「おばあちゃん、
ナイフとお皿とフォーク。
あっそれからライターある?」
「はい、あるよぉ」
よいしょっとおばあちゃんは立ち、ケーキと一緒に軽く食べる物を準備をしてくれた。
那抖は真ん中に置いたケーキの箱から、そっとケーキを出そうと箱の中を覗いた。
那抖は玄関に入るなり、ダダダと廊下を走って行った。
「お邪魔しまーす」
「なんだねぇ。騒がしい」
「ばっちゃん!今から
クリスマスパーティーだ!」
「あら、さっちゃんちでやるんじ
ゃなかったのかい?」
「うん、見てこれ!」
那抖がこたつの上にケーキの箱を置いた。
「あら、まあ!」
「あたしからおばあちゃんに
クリスマスプレゼントだよ♪」
「まぁ、まぁ、
ありがとうね、さっちゃん」
おばあちゃんは、いつものように、顔をくしゃっとして笑った。
「ね、パパさんは?」
「あぁ、
酒飲んで寝ちまったよー」
「クリスマスだからねぇ」
「なっ!あんなジジイほっといて
早く食べよっ♪」
那抖はまるでしっぽをふるカワイイ子犬みたいに、こたつの真ん中にケーキの箱を置き、膝をついて待っていた。
「おばあちゃん、
ナイフとお皿とフォーク。
あっそれからライターある?」
「はい、あるよぉ」
よいしょっとおばあちゃんは立ち、ケーキと一緒に軽く食べる物を準備をしてくれた。
那抖は真ん中に置いたケーキの箱から、そっとケーキを出そうと箱の中を覗いた。