錯乱(好色一代女)
この旅館来て7日も経つ頃には中山の顔は紫に腫れあがり目も充血してきていた。


私は他に刺激を与えればいいかもしれないと思い果物ナイフで中山の手や腹を少しずつ傷つけながらの性行為を試みた。

思った通りまた違う感覚が私をつつんで心地よくした。


しかしそれも長くは続けられなかった…。

出血が酷くなりもう、傷をつけられる場所が無くなってしまっていた。

私は気が狂いそうだった。



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