錯乱(好色一代女)
その日の仕事が上がってから私は若女将の部屋へ行こうと決めていた。

すると私が若女将を訪ねる前に若女将が私に声をかける

『聡子、今日仕事上がったら私の部屋に来てちょうだい』

私ははいと返事をして仕事を続けた。

若女将の話って何だろう?

やっぱりここを辞めろって事なのかもしれない。


でもそれで若女将と旦那さんが仲直り出来るなら私はかまわないと思っていた。



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