錯乱(好色一代女)
そんな甘い幸せを脅かす存在である旦那さんがいきなり帰って来た。

旦那さんはいやらしい目で私を見ると若女将の部屋へと向かって行った。

いつも私を呼ぶ時間なのだが若女将は部屋から一歩も出て来ない。

旦那さんもだ…。


若女将が心配になり私は真っ暗な廊下を静かに歩いた…

僅かに明かりが漏れている。

そっと覗くと仰向けでねている旦那の上で激しく腰をふるあられもない若女将の姿があった…。



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