錯乱(好色一代女)
さっきの温泉宿に荷物を預けていたため、一旦取りに戻る事にした。

するとその温泉宿から警察官が出て来た。

その警察官は今度は隣の居酒屋へと入って行く。


何となく感じる違和感にドキドキしながら私は警察官と鉢合わせしないように温泉宿の暖簾をくぐった。

使用人が貼り紙、いや…手配書を貼っている。

その手配書の顔はよく私に似ている。

私は急いで支度をすると自分の働いている旅館へと帰った。



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