錯乱(好色一代女)
私は嬉しかった…。

こんなに居心地がよくて暖かい場所は他にないだろう

『ありがとうございます。お言葉に甘えて栄太郎ちゃんのお世話させて頂きます』

そう言って英生をの言葉に甘えたのだ。

栄太郎もよくなついてくれた。

やはり母親の温もりがまだほしい歳なのだ。
私が来て10日もする頃には寝起きもお風呂も私から離れないようになっていた。

私もまた栄太郎が可愛くてたまらなかった。
母性愛というのだろうか…。



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