錯乱(好色一代女)
私の身体は硬直したまま暫くピクリともしなかった。

白い身体の軍人は振り向き私を見るなりニヤリと笑った。


そして母からゆっくりと離れた…。


私に分かったこと。


母さんは嫌なことをされていたんじゃないということ。


< 9 / 132 >

この作品をシェア

pagetop