錯乱(好色一代女)
努めだして2ヶ月。

仕事が終わり自分の部屋へ戻ると中山が訪ねて来た

『聡子ちゃん、どうだい?少しは慣れたかい?遠慮せず何でも相談していいんだからね』
そう言ってくれた。私はこの時この人もまた人の弱みにつけこんで私をどうにかしようとしてる…

そう感じていた。

でも、生娘でもない私は今までの寂しさからか中山に自分から抱きついた。

中山は最初びっくりしていたが、ゆっくりと私を抱きしめた。



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