女王様の華麗なる恋【平凡彼女はシンデレラⅡ番外編】
料理作ってる時も榊原和也の事ばかり…。
「奏美は知らず知らずのうちに好きになったんじゃない?」
「…………」
言い返せない。
思い当たる縁はある。
知らぬ間に抱かれたのに結婚申し込んだし、
花嫁修行だってしてるし…。
あたしがアイツの事好き…。
でも出会ってまだすぐだし…。
わかんない…。
でも考えれば考える程、アイツが出て来る…。
「ハナちゃん…どうしよ…。」
「大切なのは奏美の気持ちだよ?」
男は遊び。
今までそうだったあたしは…。