恋人未満なキミとオレ~キミには言えない秘密の想い~
虚像のオレでもいいのなら
オレはキミの望むままのオレになろう
キミの顎を手にとって
強引なくらいのキスを仕掛ける
求め合う舌の先 絡み合うのは想いじゃない
分かっていても 無理強いはしない
おかしいのはオレのほう
一目でキミに引き寄せられたオレのほう
ずっと苦しんでいた気持ちが
一瞬でなくなったなんて
きっと誰に言っても信じてもらえない
だからずっとウソをつく
キミに心を奪われた
本当のオレの姿は心の奥底へとしまい込み
深い深いキスをして
キミの求めるオレになる
心よりも先に身体が求めるキミとオレ
今求めるのは心じゃないと分かるから
キミに刻む想いのキスを
キミに注ぐ想いのキスを
この夜がいつか本物になるその日を信じて
今はただ唇を 身体を
重ねようと決意した夜