恋人未満なキミとオレ~キミには言えない秘密の想い~

キミを待つ手に煙草
キミを待つ口に煙草

キミを待つ手から上るのは白い雲
キミを待つ口から上るのは白い雲

思い出すよ

キミと出会ってすぐだった

同じようにキミを待っていた


あの時オレはすごくワクワクしてた
あの時オレはすごくドキドキしてた

思い出すよ

あの時も同じようにキミを待っていた


キミの足音に耳を澄まし

同じように煙草をくゆらせた


雲の隙間からキミが見え
雲の隙間からキミの呼び声が聞こえた


振り返るそこにキミはいて


また微動だにしないキミがいて


これはデ・ジャブ?
これは夢?


落ちるのは雲を抱いた煙草


地に落ちながら ゆっくりと


雲が空へと昇って行く――
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