*彼、許婚*




「じゃあ、俺からも」


そう言って

あっちを向いている心の顔を

俺の目の前に向かせ



唇を重ねた。





「んっ...!?」



最初は少し驚いていたけど

次第に俺のキスに答えてくれる





俺は唇を離し

そのまま、心を抱きしめた




「ゆ、優さん!?」

「プレゼント、ありがとう」



耳元で“大切にするよ”と言うと

又耳を赤くする。



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