*彼、許婚*



心はまだ俯いている

きっと顔が真っ赤なんだろう






そして、時間がたち

新年まで後5分


別に今まで何も感じなかったけど


ちょっとドキドキする



「優さん」

「なに?」



『こっちが良いです』と言って

心は俺の服を掴んで木の影へつれて行く


そうだよな

心は人が多いところ苦手だもんな






そして、木の影へ行くと

心が急に俺の腕を組んできた



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