*彼、許婚*

_______________
____________



放課後




「優さん、お待たせです」

「いいや、そんなに待てない。じゃ、帰ろう」




この時間が1番好き

心とゆっくり歩いて帰る時間がね



でも今日は




「優君...」



後から、最近聞いたばかりの甲高い声が



俺と心が一緒に後を振り返るとそこには...




「誰でしょうか...」

「山本有紗」


「あり...さ?」

「今日俺のクラスに転校してきた人」



で、何でそいつが俺の名前を呼んでいる



俺は心に「ちょっと待ってて」と言い

山本有紗のところへ行く



< 172 / 318 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop