*彼、許婚*
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放課後
「優さん、お待たせです」
「いいや、そんなに待てない。じゃ、帰ろう」
この時間が1番好き
心とゆっくり歩いて帰る時間がね
でも今日は
「優君...」
後から、最近聞いたばかりの甲高い声が
俺と心が一緒に後を振り返るとそこには...
「誰でしょうか...」
「山本有紗」
「あり...さ?」
「今日俺のクラスに転校してきた人」
で、何でそいつが俺の名前を呼んでいる
俺は心に「ちょっと待ってて」と言い
山本有紗のところへ行く