*彼、許婚*
「こうなったら...無理矢理誤魔化すか？」
「...はい」
男っぽい部屋だけど
お兄ちゃんと暮らしてるの
って言っておけば大丈夫だろう。
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そして、決戦の放課後
「心ちゃんっ♪一緒に帰ろう！」
「あ...はぃ...」
がんばれ心。
俺は二人から数十メートル離れたところから
隠れて歩いている
もしものときのために
俺も近道をして帰ることにしたんだ
押入れとかに隠れてればいいだろう。
山本有紗は楽しそうに話しているが
心は“もう嫌だ”ってオーラがバシバシ出てる
