*彼、許婚*




「私、心ちゃんのことなんでも知ってるんだからね」

「...えっと」




...もう我慢の限界


どうせばれてるなら

もう隠れている必要も無いだろ。



そう思い

俺はクローゼットから出る





「おい」





俺の声を聞いた山本有紗は

俺の顔を見て、にっこりと笑う



「あ!優君♪」


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