*彼、許婚*




よく

意味の分からないことを言った心は


俺の頬をつねる




つねったかと思ったら


次は頬に優しく触れ





唇を重ねた





「優さんの...馬鹿、馬鹿野郎」




馬鹿野郎って

まさか心の口から聞けるとは...


少し驚いた



でも、
今はそんなこと考えられない





< 212 / 318 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop