*彼、許婚*



俺は五十嵐のそばまで行き

小さな声で話しかける



「おい、さっき泣いたんだろ?結衣来たんだからよ、ちゃんと向き合えよ」


「でもぉ...」





だぁーークソッ!


男がメソメソ泣いてるなよ!!





グダグダしたことが嫌いな俺は立ち上がり



心の腕を掴み

生徒会長室を出る




「ゆ、優さん?」

「じゃーな!五十嵐」




そして俺は

五十嵐と結衣を二人きりに無理矢理させた



< 249 / 318 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop