*彼、許婚*



俺は他人...

他人...




「優ぅ、何で無視すんだよ!」



笑顔で俺の顔を無理矢理振り向かせたのは


五十嵐和馬



またこいつか



最近学校で見飽きてる奴だ。



まさか休日にまで現れるとは




「なんでここに居るんだよ」



俺は鋭く五十嵐を睨みつけた

でも五十嵐はそんな俺を気にせず話し出す





「あのな、心ちゃんにプレゼントをあげようと思って」




くねくねと腰を振りながらそう言う五十嵐

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