蜂蜜×どろっぷ!
私のとなりには、裕人くんがいた。

ドキドキして、ドキドキして……。

先生がなにか話てるみたいだけど、私の耳には届かない。

自分の心臓の音が裕人くんを見てからなりやまない。

こんな思い……初めてだった。

それから裕人くんのことは忘れて次々好きになってゆく。

そこから、私は“恋”をしているのに“恋”をしらないのだ。

小学校にいるうち、何人に恋しただろうか。

20人……ううん、30人は余裕でこしてると思う。

中学生になっても次々と変わってゆく、好きな人……。

それを私はこう呼んでいた。

“見栄を張った恋”…って。
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