窓に影2
今日は勉強はいいのだろうか。
それともちょっと休憩中?
カーテンから手を離そうとした時、右側から影が現れた。
影は二つ。
誰が来たのだろう。
ぼんやりとした影からは、それが誰であるかはわからない。
男か女かも。
その影はぐっと近づき、そこで私はカーテンを手放した。
嫌な事を想像してしまった。
それ以上見たくなかった。
私は頭を冷やしたくなって、着替えてウォーキングに出る。
18歳になったこの日も、空には星が輝いていた。