正反対恋愛
俺は戸惑ったが、平然を装い「どうした?」という。るりは黙ってうつむいている。恥ずかしがる、るりがかわいくて、
「かわいいなぁ」とるりを触る

「なんか嫌」るりが怒っているようにいう。

これにはびっくりして「なにが?」と真面目にきく

「本城くんは慣れてるかもしれないけど、私はこういうの慣れてない」るりの言葉に俺はため息をついた。俺の気持ち、そりゃわかんねぇよな、なんもいってないんだし。

そういって俺の早鐘の心臓に手を置かせ、自分の片思い歴について語る
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