正反対恋愛
るりはその話を黙って聞いていた。おれが中三の頃からずっとるりが好きだったこと、今すごくうかれてること、そしてこれからもずっと好きでいるということ

「すきだ、るり」
急にいいたくなった。そして、抱き締める

「うん、私も…本城くんのこと大好き」俺は前からしてほしいことを頼む

「るり、名前で呼んで?」

「え?え?」かなり困ってるようだ。

「名前で呼んで」

「い、今?恥ずかしいからイヤよ」俺は引かない

「呼んで」

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