正反対恋愛
「た、匠……くん」

「君はいらない」

「たくみ………」

俺は自分で言っといて本当に呼ばれるとたまらなかった。この俺がたかが一人の女が名前を呼ぶだけでこんなに胸が熱くなるなんて

「顔…赤いよ」

るりにいわれて自分が顔が赤いことに気が付いた。
「好きすぎて余裕ない」正直な気持ちだった。俺は思わず苦笑した
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