正反対恋愛
『ごめん、今日は一緒に帰れないから私のことは気にしないで坂口さんとカラオケいってきて』

−はぁ?
俺はイラっとしてるりのほうをみるが、るりはもういなかった。


「ねぇ、匠、優斗くんもくるしさぁ」坂口がしつこく言い寄ってくる

「優斗、いくの?」
優斗がいくなんて珍しい。確か優斗は坂口が苦手だったはずだ

「お前がるりちゃんと付き合ってから特に付き合い悪いから前からずっといわれてて仕方なかったんだよ」優斗がこっそりいった

−確かに俺が付き合いわるくなって優斗はさんざん彼女できたのかとかくどくどきかれてたみたいだし、一番被害にあってるのはこいつだ

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