正反対恋愛
坂口はすぐ泣く。ていうか絶対ウソ泣き。俺は面倒臭くなって
「ごめん、じゃあ歌うか」といって歌いはじめた


一時間がたった。俺はるりがきになってほとんど歌わず、上の空だった。



…………るり……。

「坂口、ごめん。俺、用事あるからもう帰る。またな」

「え?なに?」坂口は不満な顔していう

「ホントにごめんな。また遊ぼうな」面倒だから適当にいってその場から離れた
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