正反対恋愛
すぐに準備していた紙を書き直すと坂口さんの目を盗んで匠に渡した

『ごめん、今日は一緒に帰れないから私のことは気にしないで坂口さんとカラオケいってきて』


自分でもなんでいってきてなんて書いたかわからない。でも、断ってくれただけでうれしかったから…。ただ自分で秘密にしようっていったからって理由で強がっただけかもしれない。


でも………


ホントはいやだょ…好きな人が…彼氏が他の子と自分の目の前で遊ぶ話をしてるなんて…

いてもたってもいられてなくなって私は渡して匠が読みおわる前に教室をでた。
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