正反対恋愛
「ちょっと待ってください。携帯返してください!それがないと…
「それがないと、本城くんと連絡ができないって?」
お父さんが私の言葉を遮って低い声で言った

「そうです。だから返してください」私はここで負けたらダメだと思った

「連絡をとらせないために預かるのだ。返すわけなかろう」
キッパリいった

「明日からも早く帰る。勝手に家をでたりしたらどうなるか…わかるな?」怖い顔をしていって、お父さんは部屋から出ていった
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