正反対恋愛
ある日の塾の休み時間、るりが由貴や他の女と話しているのをきいた。

「理想と現実って違うじゃん。付き合ってみたらやっぱ違うやん、こいつみたいなことあるよ」という女に、


「それはお互い様なんじゃない?相手だって思うだろうし、それで嫌って思うようならたいして好きじゃなかったってことなんじゃないかな」

きっぱりというるりに俺はみとれてた
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