正反対恋愛
「すきだ、るり」
ぎゅっとしていった

「うん、私も…本城くんのこと大好き」

「るり、名前で呼んで?」

「え?え?」

「名前で呼んで」

「い、今?恥ずかしいからイヤよ」

「呼んで」
顔が近い。彼の整ったきれいな顔が私をみつめている
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