正反対恋愛
「お父さん………」私は声が震えた

「明日仕事を早めに切り上げて帰るから早く帰ってきなさい」
冷たい声でいわれる

「はい…」私は静かに答えた

電話をきると、匠が
「お父さん?なんだって?」

「あ、なんか明日は早く帰れるからご飯よろしくって」
私は心配されないようにわざと明るく嘘をついた
< 94 / 218 >

この作品をシェア

pagetop