正反対恋愛
すると、るりは泣きだしてしまった。なぜるりが泣いているのかは全くわからなかったが、俺のせいであることはわかった

「ちょ、どうした?」

「私は彼氏なんていない!私は…」るりがいいとどまった。俺は彼氏じゃないとわかると、今度は続きが気になった。俺ってなんて勝手なやつなんだ…

「私は…なに?」

「私は………本城くんが好きなの………本城くんは私みたいな勉強しか取り柄がないような女なんていやかもしれないけ…

いいおわる前にうれしくて思わず抱き締めた。るりは「きゃ!」とかわいい声をだして驚いてる。周りはめちゃめちゃ見てたけど、そんなの少しも気にならない。ただ今は抱き締めたかった
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