先生にキス4.5chain-story
だったら、私とゆっくり話をしてる暇ないよね…!?
「柊平、用事あるなら急いだ方がいいんじゃない?」
私が慌てながら言うと、柊平はニッと笑って、そのまま私を抱きしめた。
「しゅ…柊平?時間…大丈夫なの?」
心配して聞いてみたものの、さっきよりも抱きしめる力が強くなる。
「用事って……お前のことだよ。」
「え……?」
「俺の大事な用事って言ったら、幸歩のことに決まってんじゃん…。」