先生にキス4.5chain-story
「あのっ……ありがとう。」
ちょっと照れくさくて、小さい声になっちゃったけど、なんだかそう言わずにはいられなかった。
柊平は、そんな私の頭を撫でながら、耳元に顔を近付けた。
「…俺、今日は幸歩のお母さんに夕飯の招待受けてるから。今日の話は幸歩の部屋でゆっくり聞こっかな。」
甘く囁きかける柊平の声に、思わず私は顔を上げた。
夕飯…?
柊平が来るなんて、私…
お母さんから何も聞いてなかったんですけど…。