先生にキス4.5chain-story

「んじゃ、後でな。」


柊平は私の頭を撫でると、同じフロアの2軒挟んだ奥の家へと入って行く。


同じマンションで、しかもこんなに近くで柊平と過ごすのも、今年の5月で3年になるんだよね…。


最初に柊平とマンションの中で会った時は、家庭訪問でもしに来たのかと思ったんだっけ…。


あの頃は、同じマンションに住んでるっていうのも正直、嫌だったのに…


今は、近くに柊平が居てくれることが嬉しいって感じる…。


人を好きになるって、本当に魔法みたい…。



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