先生にキス4.5chain-story

「……でも、仕事はテキパキこなすし、私にも丁寧に教えてくれたの…。」


ムッとすることもあったけど、仕事に関しては親切に優しく教えてくれたのは事実だし……。


私が話し終わった後、柊平は“そんなことがあったんだ…”と言って、胸の中に顔を埋めている私を、もっと強く抱きしめた。



「危ないな…。」


「へ?」


「その宇堂っていう男…。なんか危険な匂いがする…。」


きっ…危険な匂い!?
そんな感じ…全然なかったけど…。



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